「浜松カウンセラー」と一致するもの

カウンセリングのお仕事で名古屋に行きました       3月11日(木)の活動日記

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3月11日(木)の活動日記はカウンセリングのお仕事で名古屋に行った事について書きます。
緊急事態宣言が解除された後の名古屋の記録として残しておこうと思います。

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現在カウンセリング契約を結んでいる会社がありまして、今回の業務はその中の案件の1つです。
行政の出先機関に行き、職員の方のカウンセリングを行います。

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浜松駅を出発。一路名古屋を目指します!

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名古屋に到着!まずは腹ごしらえです。
名古屋出張の時は構内のきしめんを食べるのがひそかな楽しみなんです。

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.....と思いましたが無理そうです。
中を見てみたら席が間引きしてありました。
それでこんな感じになっちゃったのですね。
確かホームの反対側にもう1件あったような....

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あら残念。

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こちらの店舗は休業中でした。
名古屋は非常事態宣言が解除されて間もない、という事もあるのでしょうがコロナの感染拡大の爪痕を見た感じがしました。

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こちらは駅構内の様子です。
時刻は昼過ぎですが明らかに人が減った感じがあります。

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名古屋駅から名鉄名古屋駅に向かう途中のひとコマです。
たまたま撮ったタイミングでこうなったのかもしれませんが、明らかに人手が減った感じがあり驚きました。

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目的のカウンセリングは無事に終わる事が出来ました。
本日の実施が本年度最後となりましたが、無事に終われて何よりでした。
契約元の企業様が来年度の入札を獲得する事ができればおそらくは来年度も来れるとは思いますが、そこは諸事情ある事なので何とも言えません。
この辺りが入札制の業務の悩ましい所ではありますが、それでも今回のこの業務に関われて良かったです。

今回の報告は以上です!!

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3月10日(水)の活動報告はいただいたご質問について書きます。
昨今では様々な社会的な取り組みが進行していますが、取り組み自体が乱立していて横文字も多いという事もあってか(よく分からない?)というご質問をいただく事が多いです。
今回は4つの取り組みをピックアップして違いについて解説します。

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今回はこちらの表を基に、法令遵守(コンプライアンス)・CSR・健康経営・SDGsについて解説していきます。

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①法令遵守(コンプライアンス)
今回取り上げた4つの取り組みのベースになる概念です。
定義は諸説ありますが、
・定められた法律を守る(関係法令の遵守)
・上記に付随する社会規範を守る
という点はおさえておいた方がいいです。
法律を守れば抜け道を利用してもいい、という事にはなりません。

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②CSR
CSRは頭文字で
Corporate (企業)
Social (社会的な・社会に対する)
Responsibility (責任・責務・信頼性)
となり、「企業の社会的責任」と訳します。

「どこに対して」「何の責任を果たすか」?ですが、
利害関係者(ステークスホルダー)に対して企業が法令遵守に基づいた果たすべき責任を果たす、という事になります。
この時の利害関係者とは、その企業と直接的な利害関係を持つ、株主・従業員・取引先・消費者、地域社会などを指します。
利害関係者と聞くと取引先をイメージする方も多いかと思いますが、もう少し大きな枠組みでの利害関係をイメージしている、と捉えていただけたらと思います。

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CSRの活動として実施されている事はたくさんあります。
その中で分かりやすい例ですと、地域のごみ拾いや植林などがあります。
皆さんも火ばさみ・ごみ袋を持ってごみ拾いをする人たちを見た事があるのではないでしょうか。
ほんの一例ではありますが、あれもCSRの活動です。

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③健康経営
健康経営は「従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践すること」という概念で、そのために使う費用は「コスト」ではなくて「投資」として考えます。
従業員が健康を損ねる事は大きな経済的損失であり、その解消に向けた取り組みでもあります。
(経済損失ついては別の日のブログで詳しく書きましたので、気になる方はそちらをご覧ください。驚くような現状があります)

健康経営のメリットには下記の様な事が挙げられます。
・企業価値の向上
・生産性の向上
・医療費の削減

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(経済産業省:https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/healthcare/kenkoukeiei_yuryouhouzin.htmlより引用)
上記のロゴを見た方もいらっしゃるかと思いますが、優良法人の認定・発表も行っており、資金繰りが有利になるなどのメリットがあります。
(補助金・助成金などの申請の際の加点対象になる、という事です)


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外務省:「「持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて日本が果たす役割」より引用

④SDGs
最後の紹介はSDGsになります。
SDGsについてはすでにご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、2015年9月の国連サミットで採択された枠組みで、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
内訳として17のゴール169のターゲットから構成されています。

イラストの右下にあるカラフルなデザインのバッチを付けている人を見た事がある人もいらっしゃるかと思います。
あれはSDGsに取り組んでいますよ、という意思表示でもあります。

わたしの住んでいる浜松市でもSDGsの取り組みはすでに始まっていて、○○番のゴールに対して○○を行います、という形で施策をたてて実施が始まっています。
(参考資料:浜松市 SDGs 未来都市計画.....P8以降に目標と施策が載っています)


内容については以上となります。
まとめますが、いきなり「健康経営」「SDGs」に取り組もうとすると辛いものがある場合もありますので、まずは「法令遵守(コンプライアンス)」から始めてみて徐々に広げていくのも1つのやり方なのではないかと思います。

開始・継続していくのは決して楽なものではありませんが、活動を通じて知り合った企業から仕事をいただいた、会社の外に仲間ができた、などの話も沢山ありますのでやってみる価値は大いにあると思います!
今回の報告は以上となります。

試しに外で勉強を....   3月9日(火)の活動報告

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3月9日(火)の活動報告は試しに外で勉強をしてみた事について書きます。

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現在健康経営アドバイザーの勉強をしていますが、自宅でやっているとうまく集中できない時があるので、思い切って公園に行って勉強してみました。
最近だとリゾート地でリモート業務を行う「ワーケーション」という言葉もあるので、遅ればせながら環境を変えるという事に挑戦してみました。

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助手席でPCを開いて始めます。
スマホでデザリングができるので、通信環境の確保はOKです。
しいて言えばバッテリーが持つか?という事が気になるぐらいです。

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目の前の景色はこんな感じです。
自宅の殺風景な壁より自然があると感じ方が違います。

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やってみての感想をまとめます。
良かった事
・いつもと環境が違うので、始めようとする時にすんなり始められた
・日の光を浴びる機会にもなるので、健康上も良さそうな感じがした
気を付けた方がいい事
・公園にいる方の話し声も聞こえるので、集中力を維持する必要性がある
・利用者が多い公園に長時間滞在すると迷惑になるだろうから、時間帯や場所への配慮が必要と感じた。

双方まとめますと、手段の1つとして恒常的にならない程度で行う分には良いだろうという結論に達しました。
今回の報告は以上です!!

注文していたSDGsの本が届きました  3月8日の活動報告

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3月8日の活動報告は注文していた本が届いた事について書きます。
今回購入した本はSDGsについての本で、チャンネル登録しているYou Tubeチャンネルで紹介されていたので買ってみました。

先にチャンネル登録しているYou Tubeチャンネルについてお伝えしますがイマージョン実践経営大学(クリックすると飛びます)」というYou Tubeチャンネルです。
こちらのチャンネルは、株式会社イマージョン代表で千葉商科大学大学院にて客員教授をされている藤井正隆先生が様々な話題を基に実践経営についての情報を配信しているチャンネルです。
(今回の本購入につながった動画は「トヨタ5000億社債発行で本格化するSDGs」という内容です)←クリックすると飛びます。

わたしの今のターゲットは健康経営ですが、隣接領域としてSDGsも繋がっていますし、いずれはそちらの活動にもつなげていきたいので今のうちから勉強です。

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外務省:「「持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けて日本が果たす役割」より引用

SDGsについてはすでにご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、2015年9月の国連サミットで採択された枠組みで、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標で、内訳として17のゴール、169のターゲットから構成されています。
イラストの右下にあるカラフルなデザインのバッチを付けている人を見た事がある人もいらっしゃるかと思います。
あれはSDGsに取り組んでいますよ、という意思表示でもあります。

わたしの住んでいる浜松市でもSDGsの取り組みはすでに始まっていて、○○番のゴールに対して○○を行います、という形で施策をたてて実施が始まっています。
(参考資料:浜松市 SDGs 未来都市計画.....P8以降に目標と施策が載っています)

今回の記事をまとめると、様々な活動を通じて世の中は向かうべき方向に向かっています。
そのために施策が打ち出されていますし、予算の配分も行われいています。
ですので、経営を効果的に行っていくためには世の中の動きを知り、流れに合わせて変化していく事で生き残っていく必要があります。
「強いものが生き残るのではなくて、変化に対応できたものが生き残る」という言葉もありますので、学びを得る事で生き残る経営を実践していきたいと思います。

今回の報告は以上です!!

「アブセンティーズム」「プレゼンティーイズム」とは?  3月7日(日)の活動報告

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3月7日(日)の活動報告は健康経営アドバイザーの勉強をして印象に残った事について書きます。
それは「アブセンティーズム」「プレゼンティーイズム」という概念です。
聞きなれない言葉だったので解説させていただきます。

まず「健康経営」ですが、これは「経営課題に従業員の健康問題(課題)を取り入れよう」という考え方で、そのための費用は「コスト」ではなくて「投資」と捉えます。
「従業員が自らの健康を損ねる」という事は会社にとっての経済的損失になる、という事です。

その背景になる事の概念に
①アブセンティーズム
②プレゼンティーズム
という概念があります。

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①アブセンティーズム
「アブセンティーズム」とは欠勤や休職で業務に就けない状態を指します。
会社をお休みしている状態です。

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②プレゼンティーズム
「プレゼンティーズム」とは、出勤はしているけど何かしらの健康問題で業務のパフォーマンスが落ちている状態を指します。
健康問題といっても状態は様々で、今の時期でしたら花粉症で辛い、腰痛がある、疲れ(疲労感)が抜けない、うつ病、など様々な状態があります。

今回特に伝えたいのは②プレゼンティーズムの方ですが、プレゼンティーズムによる労働生産性の損失が非常に大きいという事があるのです!
そちらの資料を示します。

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こちらはプレゼンティーズムがどのくらいの損失になるのかを調査した資料になります。

(経済産業省 商務情報政策局 ヘルスケア産業課
企業の「健康経営」ガイドブック~連携・協働による健康づくりのススメ~:より引用)

特筆すべきポイントは「相対性プレゼンティーズム」の割合で、医療費・傷病手当金・労災給付金・アブセンティーズム、を合計した金額の3倍が損失として挙げられているという事です。
働く人の健康を損ねる事で計上されてしまう損失は計り知れない、という事が言えるのではないでしょうか?

健康とひとくちに言っても
・身体的な健康
・精神的な健康(メンタルヘルス)
・社会的な健康(経済的な健康)
と様々あるので、示す範囲が広い状態ではありますが、従業員の健康に対して投資する必要性がすごく腑に落ちました。

今回の記事はここまでとしますが、勉強してみて健康経営に取り組む意味がいろいろ見えてきたので、順次皆さんにお伝えしていこうと思います。
今回の活動報告は以上となります!!

行事の打ち合わせに参加しました 3月6日の活動報告

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今日は所属しているボランティア活動の団体の35周年記念行事の実行委員会がありました。
主に内部向けの行事になりますが、活動に関わっている者同士での交流の場を作る事と、長年貢献されている方に対して感謝状を進呈しよう、という事がまとまり次回の会議までに担当者が詳細を決めて発表するという事までが決まりました。

こちらのボランティア団体では、かつて部会の委員長に就任したり、今は別の部会の副委員長をやったりと、何かと役割を頼まれる事が多くなりました。
年齢にして40代後半なので、そういう時期なのかもしれません。

恐らくこういったお話しはいわゆる「よくある話」で、住んでいる地区(地域)の総代、PTAの役員、など皆さんも話の1つや2つは経験されている事なのではないかと思います。
そして、その役を引き受ける・断る、という事にも賛否両論あるかと思います。
皆さんはどの様な考えをお持ちでしょうか?

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私の場合は「組織の運営を学ぶ機会」という事で、無理にならない範囲で積極的に参加する様にしています。
前述のボランティア団体は、実働メンバーが130人ほどいる団体で、いくつかの部会に分けて細分化する事で内部の統制を図っています。
それだけの人数が居るので、1つの意見を通すために様々な方の意見を集約して取りまとめる苦労という事があります。
この時にカウンセラーとして学んだ事が役にたちます。
言い換えれば「学んだ事を生かす場」として捉える様にする事でストレスにならないようにしている、と言えるかと思います。

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他方「塞翁が馬」という言葉もあります。
人生どう転ぶか分からないので「災い転じて福と成す」という事が大事で、その考えの行きつくところが「人生で無駄な経験はない」という境地なのではないかと思います。

何が言いたかったかというと、日々の中で自分の成長につながるプラスの出来事はたくさんある、という事を言いたかったです。
日常はチャンスに溢れている!そんな気持ちを持ち続けていきたいです。

今回の報告は以上となります!!

電話相談員の当番がありました 3月5日(金)の活動報告

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3月5日(金)の活動報告は電話相談員の当番について書きます。

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昨夜に続き本日も電話相談員の当番がありましたのでそちらに向かいました。
今回は相談者自身の内面的な事に関わる相談が多かった印象があります。
内面的な事とひとくちに言っても内容は様々で、性別・年齢・住んでいる地域・個人の置かれている環境....などによって変わってくるものがあります。

自分の印象としては、こういった場合の対処は大きく分けて2つに分かれる感じがあります。
それは、
①自分の中に答えがあって後押ししてほしい場合
②気持ちを整理するために相談に来た場合

自分の場合は、お話しを伺っていて相談者の方の葛藤を感じる時はの色が強いのではないかと考え質問をしていき、逆にの要素が強い場合は、無理に解決を急がないで吐き出して気持ちを落ち着ける方向にもっていく事が多いです。
ただし、これが絶対という訳ではないので状況を見ながら対応していきます。

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相談業務の特性として、カウンセリングの様に同じ方と継続的に関わっていくという事がない場合もあり、1回限りの関係である場合も多く存在します。
そうしますと、相談員と相談者との相性や、相談員とテーマになる問題との相性などの問題もあり、1回の相談で解決しないまま終結する場合もあります。

ですので、後で「あの時こうしておけば良かった」と後悔しないためにも、その都度自分ができる事をめいっぱい重ねていく事が大切なのではないかと考えます。
逆に言うとそれしかないのかもしれません。

今回は相談業務と向き合う時の心境について書きました。
今回の活動報告は以上となります!!

電話相談の当番がありました  3月4日(木)の活動報告

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3月4日(木)の活動報告は電話相談の当番の事を書きます。

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今日は電話相談の当番の日だったので、そちらに向かいました。
数件担当させていただきましたが、今日は人間関係のトラブルの内容が多かったような印象がありました。
社会生活を送る中では人間関係は切っても切り離せない事なので、人間関係の悩みは尽きないですよね。

相談機関が対象をどこにするか?にもよりけりですが、私の関わっている電話相談は、・人間関係・将来への不安や孤独感・健康問題、の相談が多い印象があります。
これが勤労者だとどうなるか?という事ですが、厚生労働省の発表では、・仕事についての悩み・人間関係、が上位に上がります。

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こちらのデータは少し前の厚生労働省のデータですが、上位2つが仕事で次いで人間関係という事になっています。
(厚生労働省平成28年労働安全衛生調査)
(https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/karoushi/18/dl/18-1-2.pdfより引用)

仕事の質・量についてですが、
・「質」というのはその方の裁量で仕事をコントロールできる余地があるかどうかという事
・「量」というのは、仕事そのものの量が多いか少ないかを指します。量が多くても少なくてもストレスの原因になる、という特徴があります。

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これが学校となりますと、学業の事・進路の事・人間関係について、となります。
先ほど挙げた働く方の悩みと共通するところがあると思いませんか?

そうしますと、学校であっても会社であっても悩みの本質は同じなのではないか?という事を感じます。
自分の場合は学生対象の相談業務も、社会人対象の相談業務もやっていますので、なおさらそう感じるのかもしれません。

そんな状況に対して「自分は相談員という立場で何ができるのか?」という事が課題になってきますが、良き隣人として寄り添っていく姿勢で臨んでいこうという事を思いました。

今回の報告は以上となります!!

いただいた質問にお答えします  3月3日(水)の活動報告

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3月3日(水)の活動報告はいただいたご質問にお答えする回にします。

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未来授業で小学生・中学生にお話しをした時に「カウンセラーとして気を付けている事はどんな事がありますか?」という質問をいただく時があります。

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そんな時は「相談に来る方がどの様な事を望んでいるかを」と答えます。
補足の説明として「相談に来る方は大まかに3つのタイプに分かれると感じています」という事で、3つのタイプの説明をしています。
こちらが生徒さんに(参考になりました!)と好評だったので、この場を借りて皆さんにもシェアしようと思います。

私が相談員をやっていて感じる3つのタイプは
①問題解決に来た方
②関係性を求めている方
③その他の欲求を満たしに来ている方(いたずら・冷やかし)
に分かれると感じています。
順に説明していきます。

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①問題解決に来た方
ご自身が抱える問題や悩みを解決するために相談に来る方です。
問題があるから相談員の所に来るんでしょ!それって当然でしょ?という方もいらっしゃるかとは思いますが、そうでない場合もありますのでこちらを挙げました。

特徴としては
・話の内容が具体的
・ある程度の期間で完結(終結)する
という特徴があります。

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②関係性を求めに来る方
2つ目のタイプは関係性を求めに来る方です。
「関係性を求める」というのは「誰かとつながっている」という実感を得に来る、という事です。

特徴としては
・話の内容が抽象的、またはあいまい
・長期化しやすい、もしくはしている
・こちらの提案を否定する
「でも」「だって」「どうせ」などの否定から入るという事です。頭文字をとって3D(スリーディー)と呼ぶ方もいらっしゃいます。
こちらの提案をことごとく否定してくるので、話を聞いている方はだんだんと気持ちがモヤモヤしてきます。

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こういった特徴のある方は、孤独感にさいなまれている方や、何かしらの精神疾患を抱えている方が多い感じがあります。

例えばメンタルヘルス不全(こころの健康不調)で休職している、または治療に専念するために仕事をしていない、という方がいらっしゃるとします。
日中は治療のために休息をとっている事が多いです。
その時に頭に浮かぶ事は将来に対しての不安などネガティブな事が多く、ネガティブな気持ちにさいなまれます。
そんな時に相談員と接する事で、その間だけはネガティブな事から離れる事ができます。

この様なケースの場合は、問題が解決してしまったら困るので話を引き延ばします。
ですので、こちらの提案に対して否定から入ってくるという流れになります。
そのため同じところをぐるぐる回る形になるので長期化します。

相談機関によっては続々と新規の問題解決を望む方の対応が待っているので、一人の方に長く継続的に時間を割くわけにはいかない場合もあります。
かといっていい加減な対応をする事はできない、というジレンマが発生します。
ですので「時間を区切って回数を重ねる」という対応をとる場合が多いです。

こういった常連さんみたいな方たちを「多数回利用者」または「頻回者」と呼ぶ場合もありますが、そういった方たちが相談時間を支配してしまい、他の新規の相談者への対応に支障がでる場合もあります。
ですので、相談業務を実施する場合はこのような方たちに対してどの様な立ち位置をとるか?という取り決めをしておく必要性があります。

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③その他の欲求を満たしに来ている方(いたずら・冷やかし)
その他と書きましたが、いたずら目的で相談に来る方も一定数いらっしゃいます。
相談員の人格を否定するような言葉をぶつけてきたり、女性の相談員に卑猥な言葉や話をして反応を楽しむ、という方も一定数いらっしゃいます。

こういった方たちへの対応は相談機関によって様々で「聞いている相談員が辛かったら断ってもいい」という機関もあれば、「クレームになると困るので、そうならないような対応をしてほしい」という機関もあります。
この辺りは、相談を実施している機関の立ち位置によって変わってきます。

「そんな事はけしからん!」という方もいらっしゃるかとは思いますが、この様な方たちというのはある種の気の毒な環境にさらされている方たちなのです。
例えば、普段周囲の方から軽く扱われて、でも反抗する事ができなくて「自分より弱いと見た人に普段の不満をぶつける事で解消する」という事しかできない場合もあります。
そういったいびつな形でしか自分を維持できない、という方が一定数いらっしゃいます。

このまま放置しておくとどうなるか?というと自傷他害(じしょうたがい)に向かいます。
自傷だと自殺、他害だと例えば無差別殺人など。
自分が間違っている事を証明するために自殺するか、自分以外(他人・社会)が間違っている事を証明するために人を殺める、行きつくところまで行ってしまうとそうなってしまいます。

ですので、そのような事を未然に防ぐために対応する場合も存在しています。

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今回の話題はいかがだったでしょうか?
少々世の中の闇の部分みたいな事も書きましたので、気分を悪くされた方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。
相談員は世の中の闇と戦う存在、という事を感じる事もありまして、その現状を少しでもお伝え出来たらと思い書きました。

我々は何のために生まれてきたのか?というご質問をいただく事がありますが、私は「人は幸せになるために生まれてきた」と信じています。
生きていく過程の中で行き違いがあり、こじれて傷つく事もありますが、それでも生きている人の共通の願いは「幸せになる事」だという事は真実だと思います。
そのためにカウンセラーとして、相談員として、何ができるか?という事を追求していこうと思います。

長文どうも失礼しました。
今回の活動報告は以上となります!

健康経営アドバイザーの勉強を始めました         3月2日(火)の活動報告

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3月2日(火)の活動報告は新しい勉強を始めた事について書きます。

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新しく「健康経営アドバイザー」の勉強を始めました。
検定制度は東京商工会議所が運営していて、申し込みが完了するとテキストが届きます。
勉強方法はeラーニングで、Web上の動画を見て勉強を進めていきます。

こちらの検定は東京商工会議所が経済産業省の委託を受けて実施している事業で、背景には経済産業省が推進している施策が関わっています。

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健康経営については以下の様な特徴があります。
・特定非営利活動法人「健康経営研究会」の登録商標である
・従業員の健康づくりを「投資」と考え、企業価値の向上に努める活動である
・組織の活性化や生産性の向上による企業イメージの向上が期待されている

実際に私の周辺でも健康経営に取り組むことで、企業が抱える問題の解決に繋げていらっしゃる企業が沢山あります。
自分としては活動範囲を広げたいという願いもあり勉強する事にしました。
学んで分かった事はこの場を通じてシェアしていこうと思います。

今回の活動報告は以上となります!!