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今日は相談員をやっていて感じる事を書きますね。

 

相談員をやっているといろんな人の不満に接します

・腹が立つ事を言われた、された

・自分が苦痛に思う事を言われた、された

・あの人が気に入らない

......などなど、本人の価値観や人生観などを基準に言ってきます。

 

人によって価値観、人生観は違うので

同じもの・事でも、それを〇という人もいれば、✕という人も居ます。

まあ、当たり前といえば当たり前の事なんですが...

 

 

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相談員をやっていて、様々な人の悩みや不満を聞いているうちに私は、

「どんな人にも対極にいる人は存在するんだな~」

という事を思う様になりました。

 

例えば....

「ルールを守って規則正しく行う事が大切」

と言う人がいる反面、

「そんな事言ってたら堅苦しくてやりにくい。ちょっとルーズぐらいでいい」

と言う人もいます。

 

他には、

「困っている人がいたら手を差し伸べるのが当然」

と言う人がいる反面、

「自分の事は自分がやるのが当たり前」

という人も居ます。

 

どちらの言い分も一理ありですが、1つ確実なのは

両者が一歩も譲らなかったら確実にモメる」

となりますよね。

 

 

 

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自分が思っている事以外の意見があった時「そういう考え方もあるんだ」

と思える柔軟さや多様性がある方は特に気にならないかもしれませんが

 

 

 

 

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「自分の言い分の方が絶対正しい」というところから動けない人は

不快に思いストレスを感じます。

私達相談員に相談にくる人はこういうタイプの方が多いです。

 

 そういう考えに至る経緯はあるのでしょうが、

考え方に柔軟さをつけないと、自分で自分を傷つける事になります。

 

 

 

そんな状況をみて私が感じている事は

「どんな人にも対極の存在がいる」という事です。

 

 

言い方を変えると

自分は「間違い」だと思っている事を

「正しい」と思って生きている人が確実に存在している

という事を受け入れる覚悟

とも言えると思います。

 

 

正しくもない事を許容する必要はないです。

ただ、そういう価値観の人もいるという事は理解しておいた方がいいと思います。

自分の身を守るために!

 

 

本日の報告は以上です!!

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今日は電話相談員の当番に行ってきました。

相談が終わって感じた事があったので書きます。

 

本日思った事は「相性がある」という事です。

 

電話相談には様々な方からの様々な相談が寄せられます。

年齢・性別・地域などなどそれぞれが違うので、ホント様々な内容の相談があります。

 

そうすると出てくるのが、

好き嫌い   得意不得意

などの問題です。

 

 

相談員も人の子です。

好きな話題嫌いな話題 もあれば、

好きなタイプの人嫌いなタイプの人も当然あります。

 

そんな時に気をつけるのは「無理をしない」という事だと私は思います。

無理をしていると声を通じて相手に伝わってしまうので、バレます

 

私の場合は、無理して付き合うよりも苦手なものは相手に伝えるようにしています。

そういったやりとりをしている中で「そういう経緯があったんだ」という事が分かると

嫌な事や、苦手な事が共感に変わる事があります。

 

まとめると

・好き嫌いはあるので無理をしない

・そんな中でもまず話してみる

と言う事が大切なのなのではないかと思います。

 

本日の報告は以上です!!

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本日は電話相談員の当番に行ってきました。

先日LINE相談をやった後なので、いろいろと違いを感じる事がありなんだか新鮮な感じがしました。

 

 

電話相談員は文字通り電話を使った相談なので声がたよりになります。

その時に大切な事がいくつかありますが、

今回は相手のペースに合わせるという事についてお話したいと思います。

 

 

電話をかけて来る方はいろんな年代の方がいて

生活環境も違うので話し方は個々に違ってきます。

・早口だったり・ゆっくりだったり、

・明るめの声だったり・低い声のトーンだったり

といろいろあります。

 

電話相談の時には会話のテンポが大切になってくるので、

早口の方にゆっくり相づちをうったり、

ゆっくり話す方にテンポの早い相づちをうつと会話のペースが乱れて話しづらくなります。

 

ですから、テンポは相手のリズムに合わせます。

声のトーンも同じくです。

 

カウンセラーの世界ではこれをペーシングと呼びます。

 

 

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こころの援助をする際は「相談者にとっての良き伴走者であれ」とよく言われますが、

相手(かけ手)のペースに合わせて自分の話すペースを変える様子は

まさに伴走者という言葉がぴったりだと感じます。

 

本日の報告は以上です!!

 

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今回は、電話相談・メール相談・LINE相談をやっている時に気をつけている事

について書きます。

 

いろいろあるのですが、今回は「個人的な関係を持たない」

という事についてお話します。

 

 

相談員をやっていると、

会ってお話聞いてもらえませんか?

連絡先を教えてもらえませんか?

(メールアドレスや電話番号など)

などと相手から言われる時があります。

 

 

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そういった時は丁寧にお断りしています。

一見薄情なように思いますよね。

 

 

理由は「依存を防ぐため」です。

 

 

カウンセラーも含めてこころの援助をする人の立ち位置は

「本人が成長して自己解決出来るようになるためのお手伝い」

という事です。

 

 

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例えてみると、相談者の方は我々の所に雨宿りで立ち寄っている状態なんです。

雨が止んだら自分の進むべき道に戻るものであります。

それがいつまでたっても雨宿りの場所に留まるのは違うのではないかと考えます。

 

 

私がカウンセリングをやる時はクライエントにはっきりと

・個人的な付き合いはしない

・金品の授受には応じない

という事を一番最初に伝えてからカウンセリングに入ります。

(これらの注意事項が書かれている書面を渡し、内容を確認してサインをいただいています)

 

 

一見薄情の様に思えるかもしれませんが、背景には「相談者のために」

という理念があります。

 

本日の報告は以上です!!

9月28日(土)の活動報告

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本日はメール相談員の定例会と、メール相談の当番がありました。

 

メール相談ですが、電話相談員の中から有志を募り、小規模チームとして発足しました。

活動を始めて1年ちょっと経ち、メール相談に少しづつ慣れてきて、

仲間も少しづつ増え、少しづつ活動の概要が見えてきたという感じです。

 

メール相談をやってみて感じたのは、

電話相談に比べて自殺の危険度が高い

・文章の「読み」と「書き」がしっかりできてないと成り立たない

・電話に比べてペースがゆっくり。悪く言えば時間がかかる

・ある程度の問題解決思考で接する必要のある相談が目につく

....などなど、

相談業務と言えど電話相談とメール相談では別物、という事をやってみて感じました。

 

そんなメール相談ですが、電話が苦手だったり、書くのが得意な人には有効な相談方法で、

実際にひきこもりの人の支援や相談などにも使われます。

 

今のところ私が対応できる相談形式は

・対面式のカウンセリング

・電話相談

・メール相談

・LINE相談

と幅広くなりました。

 

それぞれ一長一短なところはありますが、上手に活用して理念の達成に向けて精進して行きます!!

本日の報告は以上です。

 

9月27日(金)の活動報告

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本日はボランティアでやっている電話相談員の委員会の例会がありましたので、

そちらについて書きますね。

 

ボランティアの団体ではありますが、相談員は全部で100名以上いる大きな組織で、

内部の運営は相談員が行っています。

 

役割ごとに〇〇委員会という部署を割り振り、

委員長をたてて各部署ごとに連携をとりながら活動をしています。

 

実は、私はある部会の委員長をやらせてもらっていまして、本日は2年の任期の最後の定例会でした。

 

 

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部会の中には委員長に適任な経歴をお持ちの方が何名かいらっしゃったのですが、

「委員長の活動を通じて学びたい事があります!!」

と立候補をさせていただいて今期は委員長をやらせていただきました。

 

・委員長として例会の取りまとめ

・各委員長が集まる運営会議への出席

・理事会・評議委員会に出席して事業計画の発表・結果の報告

などを経験させていただき「組織の運営」についての経験と学びをさせていただきました。

 

振り返ってみるとあっという間の2年間でしたが、

至らない委員長を支えてくださった多くの方に、感謝の気持ちを持って終われた事が何よりでした。

 

何でもまずはやってみるって大切ですね。

本日の報告は以上です!!!

 

9月19日(木)の活動報告

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相談員で落ち込んでいる方とお話する時には気をつけなければならない事がいろいろあります。

その中には「言ってはいけない事」があります。

 

今回はどんな事を言ってはいけないかをみなさんとシェアしようと思います。

3つ紹介しますね!!

 

 

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今回は以下の3つをご紹介します。

①「頑張れとは言わない」

②「労力の要る気晴らしは勧めない」

③「復帰を想像させる事は言わない」

順に説明します。

 

 

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①「頑張れとは言わない」

落ち込んでいる人を励ます時、つい(頑張ろう)(頑張って)と声をかけがちです。

ところが落ち込んでいる人・うつになった人は頑張ってしまった結果そうなってしまったんです。

 

そんな人に(頑張ろう)(頑張って)と声をかけたところで

(今までずっと頑張ってきたけどダメだった...

(これ以上何を頑張ればいいの?)

となります。

 

そんな時は、

(無理しなくていいんだよ)

(まずはゆっくり休んでね)

と声をかけてあげて下さい。

 

追い詰められている時は脳が疲れていて良い考えが浮かびません。

ゆっくり休んで思考が回復するように促してあげてください。

 

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②「労力の要る気晴らしは勧めない」

ついついやってしまう声がけの1つに

(気晴らしに〇〇やってみたら?)というものがあります。

 

カラオケ、お酒を飲みに行く、買い物、旅行....などなど。

(パーっとやればそんなもの吹き飛んでしまうよ!!)

といった具合にです。

 

そもそも落ち込んで気力・体力が乏しくなった人に対して、

気力・体力を使う気晴らしを勧めるのは酷な事です。

まずはゆっくり休んで心身が回復するのを待ちましょう

 

 

 

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③「復帰を想像させる事は言わない」

これは主にうつで休職した方にですが、ありがちな声かけに

(元気になってまた一緒に頑張ろう)的な声かけをするケースがあります。

 

これ絶対にやってはいけません!!

 

なぜか?

 

職場復帰は基本もとの職場に復帰するものなんです。

自分がうつになった職場に戻るのって.....みなさんどう思いますか?

あまり...いい気がしないのではないでしょうか。

 

(元の所にもどらなければならない...)

(みんなに迷惑をかけている...)

そんなプレッシャーがかかると休んでも気が休まりません

 

結果として休んでないと同等か、更に悪化する危険性もあります。

(まずはゆっくり休んでね)

(後の事は気持ちが落ち着いたらゆっくり考えればいいからね)

 

もし声掛けをする機会があったらそんな風に言って、

先の事を考えずまず休む事を促してあげてください。

 

先の事を考えるのは、ゆっくり休んで思考が落ち着いたらです。

 

 

 

以上

①「頑張れとは言わない」

②「労力の要る気晴らしは勧めない」

③「復帰を想像させる事は言わない」

でした。

 

今回の内容は以上となります!!

参考になったら嬉しいです。

9月18日(水)の活動報告

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今日は相談員をやっていて感じた事を書こうと思います。

 

相談員をやっていると相談者を通じて様々な人間関係がある事を知ります。

私の電話相談は自殺予防なので主に「死にたい」という方の話を聴く事が多いのですが、

周囲の人間関係に恵まれてない、と感じる人と話す事が多々あります。

 

 

 

 

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その様子はまさに「地獄絵図」という言葉があてはります。

人を傷つける、人のものを奪う、そんな事が平気で横行する世界があります。

(そんな所にいればそういう気持ちになっちゃうよな...)そんな事を思います。

 

 

 

 

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ただ世の中はそんな人達ばかりではありません。

 

肯定的な言葉で人を励ましたり、自分から率先して誰かに協力してくれる人が集まる世界もあります。

さっきの例と照らし合わせてみるとそこはまるで天国みたいな世界です。

 

 

そうすると、結局「天国も地獄も死んでから行くところではない」

という事を特に思います。

 

 

今私たちが生きている世の中には、この天国・地獄が共存している現状があります。

 

となると、どうせだったら天国の様な所に居たいと思うのが人情ではないでしょうか。

 

 

ではどうするか?

 

以前紹介しましたが「生物は種類で群がる」という法則があります。

 

 

 

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魚は魚で

 

 

 

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動物は動物で群れをつくります。

 

 

 

人間だったら価値観や人生観などが同じもの同士が集まります。

良くも悪くもです。

 

今の人間関係に満足している様でしたら特に今の自分を変える必要はないかもしれませんが、

今の自分の人間関係に満足してない様だったら、まず変えるのは....

自分自身からではないでしょうか?

そんな事を思います。

 

 

「全ての源泉は自分自身」

という考え方がありますが、その言葉が示す意味の一端がこういう事なのでは!!

そんな事に気づきました。

 

今回の報告は以上です。

 

9月17日(火)の活動報告

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本日も昨日に続き電話相談員の当番に行ってきました。

今回感じた事は...

 

電話相談だけではないでしょうが、時間帯によって相手の属性が変わる事ってありますよね。

電話相談も相談の内容・年代などが変わってきます。

 

 

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例えばですが、

勤労者の相談は仕事が終わった17時以降から増えだすとか、

逆に夕方を越えると主婦層からの電話がこなくなったり、とかです。

 

そうなると、

勤労者向けの相談活動は夕方から開始した方が良いでしょうし、

主婦層だったら昼間の時間を相談時間にした方がいいでしょう。

 

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そこでふと思ったのが、相談を受ける対象をどの様に設定するかが大切かと思いました。

 

と言うのも...

全ての人を救いたいのはもちろんではありますが、「人・モノ・金」は有限です。

365日・24時間対応するにはそれなりの労力が要ります。

実際に相談員の確保が難しい現状が新聞の記事に出た団体もあります。

 

また、活動の資金は主に募金や補助金などが頼みなのですが、

年々減少傾向にありジリ貧になりつつあります。

 

となると、今後も活動を維持して行くためにはある程度の割り切り、

というか方向性を考えていかないと、活動そのものができなくなってしまうのではないか

という不安があります。

 

今回はそんな事を思いました。

報告は以上です!!

 

9月16日(月)の活動報告

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本日は電話相談員の当番に行ってきました。

先日までLINE相談で学生の相談にのっていたので、なんだか新鮮な感じがしました。

 

相談員って持ちかけられた相談の解決が役割というイメージがありますがありますが、

やってみると案外そうでもない時があります。

 

「〇〇の事で相談がありまして....」と始めた話が雑談に終わり、それで解決してしまった...

という事例がけっこうあります。

 

こんな時に感じるのが「答えは相手の中にある」という事です。

 

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「不安な気持ちに押しつぶされそうになる気持ち」を聴いてあげるだけで、スッキリして解決した!!

という人が意外といます。

遮る事なく話をきいてくれたのでスッキリしたという人もいます。

 

案外シンプルな事が本当に必要な支援という事があるかもしれません。

そんな事を思いました。

 

今日の報告は以上です!!

9月14日(土)の活動報告 ①

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本日は

①相談員の事例検討会

②Facebookのイベントに参加という1日でした。

今回は事例検討会について書きますね。

 

 

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①相談員の事例検討会

私は電話相談員をやっているのですが、相談員の義務の中に「毎月行われる継続研修に出席する事」

という事があります。

 

継続研修のグループがいくつかあり、さまざまな研修内容があるのですが、

私の所属しているグループでは事例検討持ち回り制でやっています。

 

簡単に言うと「こういう相談があったんですが、みなさんだったらどう対応しますか?」という研修です。

これは相談員だけではなく、カウンセラーでも事例検討は自己研鑽のためにやります。

 

ひとくちに相談員と言っても、年代や経験などが違うので意見も多様です。

(そういう理解の仕方があるのか!)

(そういう対応のやり方があるのか!)

という発見がよくあるとともに、参加メンバーの相互理解も深まります。

 

 

 

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一見良いことずくめの様に見えますが、

良くない方向に向かうと事例提供者の至らなさを叩く場になる事もあります。

 

 

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そのために大切なのはファシリテーターの技量で

受容・共感・秘密を守るのが活発な議論を守るためのベースになります。

 

会社の会議でもこれは重要で、「安心して話せる場」でないとただやっただけの会議になりがちです。

まずは受け止めてあげるというところから始めてみませんか?

(受け止めると、受け入れるは違います)

 

本日の報告は以上です!!