商標登録をめぐる問題 4月13日(火)の活動報告

  • 投稿日:
  • by

4月13日(火)の活動報告はニュースを聞いて感じた事について書きます。

400政治家のイラスト「記者会見・国会答弁」.jpg

長野県軽井沢町の町長が「軽井沢」という名称を企業名や商品名に使わないようにと配慮を求めた、という記事です。
(記事はこちらになります)

その理由として以下の様なクレームがあったそうです。
・軽井沢と名称がついた宿泊施設を予約して軽井沢駅からタクシーに乗ったが、遠くて料金が予想より高額だった。
・「軽井沢支店」なのに軽井沢町になかった。
「結果として消費者に誤解を生む」という事が問題との事です。

400ワインのイラスト「スパークリングワイン」.jpg

会見の席ではシャンパンが事例に挙がっていて、シャンパンはシャンパーニュ地方で作られたものにしか使えない名称である、という事をおっしゃっていました。
標記の通り、シャンパンはシャンパーニュ地方で作られたもののみ標記する事ができ、それ以外のものはスパークリングワイン、スプモーニ、などの名称になります。

450世界地図のイラスト.jpg

特定の地名を巡っての問題は国内だけではなく、世界的な問題でもあります。
例えば、外国の方が自国の商標登録に日本の地名を出願して商標登録を取得しているケースが問題になっていて、関係省庁が対応に乗り出しています。
「悪意の商標出願」と呼ばれているそうです。

この件に対して適正な対応を求めても、国内の現状がいい加減だと交渉も上手くいかないという事情もあるので、国内の整備をしながら海外の対応もする、という負担の大きな対応になってしまう現状があります。

450考える人(ふきだし無し).jpg

今回のニュースで自分が感じた事は「性善説だけでは通用しない部分がある」という事です。
もちろん意図しないで結果としてそうなってしまったケースもあるのかもしれませんが、意図的に行って罪悪感を感じないケースもあります。
カウンセリングの勉強をしていく中でも、一定数そのような因子を持った人は存在している事を学びました。

どの様に身を守るか?ですが、まず自分が被害を受けないためにも身の守りを固める事が大切なのではないかと考えます。
そのためにも適正な対処を行いつつ情報を集める。
これが肝要なのではないでしょうか。

今回の内容は以上となりますが、皆さんはどの様に感じましたでしょうか?
自分の知らない所に脅威があるのはリスクなので、情報を集めつつ対処していきたいですね。
今回の報告は以上となります!!