12月17日(火)は電話相談の当番でした。
年の瀬の時期ではありますが、電話はひっきりなしにかかってきます。
電話相談は一般には(つながりにくい)と言われますが、
私の所属している所でも同じ事が言われています。
なぜかと言えば、基本1対1の対応なので対応できる人数がいないと対応率が上がらないためです。
ではどうするか?と言えば相談員の数を増やすのが手っ取り早いのですが、
相談員の確保がなかなかできなくて、なかなか対応率を上げられない現状があります。
人手不足はいろんなところにありますね。
別のやり方として制限を設ける、という方法もあります。
相談業務を長い期間やっていると多数回利用者・頻回者などと呼ばれる
常連さん、みたいな人が出てきます。
データをとってみると、その常連さんが総対応時間のそれなりの割合を占めてしまい
それ以外の人がつながりにくくなる、という事もあります。
その場合は、一定回数・一定時間を越えた場合は他の方に譲っていただく、という事で
(またの機会にお願いします)という事にする場合もあります。
長い時間をかけてじっくり寄り添う、という事も大切ですが、
大切なのは「本人の(良くなりたい)という意志」です。
電話相談は、いつか自力でなんとかするための雨宿りの場所にしかすぎません。
依存の関係になってしまったら関係がずるずる続くだけ、それは防がなければなりません。
結果として本人が望まない事になってしまいます。
こういう事を言うと厳しいとか薄情とか言われるかもしれませんが、
相談業務を維持していくためには時には厳しくしなければならない現状があるので、
多くの方にこの現状を知っていただけたらと思います。
今回の報告は以上です!!
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